あひる譚

いつかは世界一周が目標!今は日本で旅の練習中です。おしり重たく、よたよたと要領悪く失敗ばかりの、あひる的旅をしています。

北海道&東日本パス(1月)1日目 山形へ

 経験値を積む

 

北海道&東日本パスを使うのは、2度目です

夏に、どたばた珍道中、というか下見的に東北を回り、

北海道&東日本パス旅(9月)編を見て下さいまし)

今回はもうちょっと細かく、見てみたいということで、出発しました

それに、年末年始なら、有休を使わなくても行ける!のです

 

今回は、凍死したくなかったので、あらかじめホテルを予約した大名旅行?です

 

いざ。出発!!

 

トラブル その1 ネットは信用ならない

 

まず、早めに最寄りの駅に行ったのはいいけれど、ネットで調べておいた、あるはずの電車がない!

理由は分からないけれども、

「ネットの時刻は、信用ならないこともある」という教訓①です

 

でも、早めに行っておいたので、OKです

8分前に出発しました

遅れるのは困るけど、早いのなら問題ありません

やっぱり、オイラの事なんで、相変わらず、トルブルはあります

 

トラブル その2 山形線の運休

 

郡山で、雪が舞いだし、そして

山形線運休」!!

のアナウンスが入りました

予定では米沢へ行って、上杉神社を参拝するつもりだったけれど、すかさず変更

 

福島から山形へ行けました

3時40分、無事チェックインです

オイラにしては、素晴らしいできです

 

それにしても、年末のじきだからか、結構大きいザックを背負った帰省客みたいな人たちがいっぱい乗っていた

東北の人たちは、スーツケースじゃなくって、ザックをかついで帰省するのが一般的なのだろうか?

 

当たりのホテル

 

また泊まりたい度 ★★★★★

駅からすぐのホテルにしておいてよかった、と心から安堵

雪の中、ホテルを探して彷徨わなくっていいのです

 

素敵なホテルの窓から見た雪の状態

1泊6445円

 

ゴージャスなロビー

 

 

お部屋は使い勝手が良く、この旅、一番の快適さでした

同じ系列のホテルでも、山形が一番でした

(オイラにとっては)

 

 

窓辺に机があるのも、使いやすい

 

 

霞城公園

 

雪もやんだので、ちょっと散歩に出ます

 

ちょっと、雪が降り出したので、カッパを着ます

 

 

霞城公園に、4時10分着

 

 

犬の散歩をしたり、ジョギングをしたりして、日常生活してる地元の人たちがいた

この雪でも、普通なんだろうなあ

 

 

お堀に氷が張っている光景って、初めて見ました

 

寒いけど、カラスみたいなのがいっぱいいる

 

4時にしまってしまうので、中には入れなかった

 

 

誰かの像で、有名らしいけど、雪が積もっているので、近寄る気になれない

 

死体でも埋まっているのか?ここはロンドン塔か?っていう位、カラスまるけ

どうして、カラスは腹を雪に着けるのだろう?寒くないのかな?

捨て身の羽虫落とし?

誰か教えて下さい

 

 

博物館から、公務員の人々?が、はしゃいだ声で年末のあいさつを言い合って、帰っていく

御用納めの日なんだね

 

 

違った季節に来ると、全然違った風景だろうな

いつか、機会があったら、また来るかも

もうちょっと情報収集してから・・・

 

寒いし、暗くなってきたんで、夕食のことを考えます

ひとりで入れるような地元料理の店は、生憎、帰路には見当たらなかったし、足元も悪いので、あまり歩き回りたくないし、何より疲れた

(実は、ホテルの近くに手ごろな店があったことを、翌日知るのだが)

 

で、ホテルの隣のとんかつ屋で夕食

648円(セール価格だった)

ご飯とみそ汁、キャベツをお替りする

安い、大満足

これでは、普段と変わらないもの食べてるやん(と、自分へのツッコミ)

 

ホテルに帰り、風呂に入って、冷えたつま先が暖かくなった

広いベッドの上で動画を見ながら、いつもよりもゆったりストレッチをしてから寝る

 

夜中に、何かドスドスいう音で目が覚めた

窓から見ると、風で、屋根から雪が吹き飛ばされて落ちる音だった

屋根から雪が飛んでるの、分かる?

あんま、分かんないか

ノースフェイスの多機能バンダナ?

 ノースフェイスの多機能バンダナ?

 

カモシカで買っちゃいました

珍しく定価で

2600円

ひゃー

でもUVカットで、首日焼け防止になるし、ヘアバンドにも使えるじゃん

って貧乏性で、ミニマリスト目指してる私は思ってしまったのよ

 

 

ノースフェイスのロゴが入っているけど、首に装着すると、あんま見えないのよ

 

 

半分の長さのもあった

で、これを半分に切って2個にすることもできる

って思うと、お得な大きめサイズを買うことにした

でも、切ること、あるかなあ

首にはめると、結構てれっとして、小さくなってしまうから

 

 

後記

 

日焼け防止で、6月位まで使ったが、暑くなるとお蔵になった

そして、ユニクロUVカットパーカーの登場となったのよ

ユニクロの記事)

ユニクロ エアリズム UVカットメッシュパーカー

 ユニクロ エアリズム UVカットメッシュパーカー

 

はい、ユニクロさんは使えます、間違いありません

(手先では決してありませんが)

1990円のが、期間限定で1280円になるのを狙って買いました

大きめ買っとけば、下に長袖とか着れば、春でもいけるじゃん

ってことで、夏、春を想定して、薄いブルーに決定

 

じゃあ、秋は?

って思うと、濃いめの色も欲しくなってきてしまう

色んな色を買いたくなる悪い癖

 

また来年もあるしね

ってことで、ぐっとこらえて1枚購入!

(実際、職場の若い子は、色違いやってたさ)

 

 

外歩く時の日焼け防止と、バスの中での冷房対策として

なかなか、いい感じ

 

後記

ひと夏(ワンシーズン)、通勤時とオフィス内での冷房対策に、毎日使いました

秋冬と、休憩していてもらいましたが、この度、八重山諸島や沖縄に遊びに行った時に連れて行きました

Tシャツの上に着て、その上にウインドブレーカー、そしてもう一枚ウィンブレを重ね着して、飛行機に乗りました

西表島では、Tシャツとこのパーカーで、カヌーとトレッキングをしました

強度は、勿論、山用品にはかないませんが、ちゃんと持ちこたえてくれました

竹富島では、日差しが強くて顔がじゅうじゅう焼けこげかけたので、フードがあって助かりました

 

よって、結論!

これは使える!!

 

後記 その2

旅行後、すっかり気をよくし、職場で再登場してもらいました

冬は暖房が入っているので、職場についてアウターを脱いで、これを羽織ると、丁度いい感じでした

水回りの仕事をする時は、さっと脱げるのも使い勝手が良かったです

 

結局、一年中、活躍してもらいました

それでも、それ程は劣化していないです

 

結論

これは、いい子だ!!

 

 

那覇旅 会計報告

那覇5日間の会計報告

 

 

1日目

往復航空券+一泊+朝食 23200

バス往復 6200

フロス 660

モノレール 270

計 30330

 

2日目

バス 340

ガイド 300

センター 300

バス 240

識名円 400

玉陵 300

バス 240

夕食 2600

ゲストハウス 1700

計 6420

 

3日目

朝食 453

バス

ガマ 1300

バス 300

バス 300

斎場御嶽 300

バス 850

夕食 650

夜食 314

ゲストハウス 1700

計 約6500

 

4日目

朝食 413

バス 630

昼食 820

お土産+茶 508

夕食 750

ゲストハウス 1700

計 4821

 

5日目

朝食 473

バス 240

海軍司令部壕 360

バス 240

モノレール 270

昼食 750

計 2333

 

5日間のトータルで 50,404+α

 

うん、行きたいとこ行ったしね

世界遺産、5個も見たしね

ガマや壕も、主だったものは見たしね

暖かかったし

雨にも降られなかったしね

そーき蕎麦、思いっきり食べられたしね

じゅーしーも食べたしね

 

大満足です

 

願わくば、来年は残りの世界遺産を見たいものです

それまで、計画的に有休をやりくりするんだ

 

那覇 ゲストハウス

ゲストハウス

 

初ゲストハウスに泊まりました

しかもミックス(男女まぜこぜ)

1泊1700円

 

ひとつずつ、穴倉をあてがわれる

南風原の文化センターでみた、傷病兵の寝ていた、ガマのベッドを思い出した

あれは、横並びだったけど、これは頭からの突っこみ型だ

 

 

オイラはラッキーなことに、下のベッド

でも、一番廊下に近い側だった(つまり、外の音が一番よく聞こえる)

 

 

洗面台はお湯も出るし、ペーパータオルもある

ドライヤーも完備!(世の女の子って、意外にドライヤーの時間が短いと知ったよ)

 

 

シャワーも、取り敢えず清潔そうに見える

(外国の人って、朝シャワーする人も結構いた)

ちなみに、宿泊者の国籍は様々で、いろんな言語が飛び交っていた

日本人はひょっとして、オイラだけだったかもしれない

 

 

入り口で靴を脱いで入る

裸足で歩き回るのは、足音がしなくっていいんだけど、トイレにスリッパがなくって裸足で入るってのは、抵抗があった

 

 

ロッカーに貴重品を入れておけるので安心

長期滞在者のものか、どでかいスーツケースがずっと放置されていた

荷物預けて、離島でも行っているのかな?

 

 

フロアによって、波の絵とかフジヤマの絵とかが描いてある

外人、こういうの好きだろうね

 

 

また泊まりたいか?

微妙である

夜中に(時差に合わせてか)、洗面所で電話をしていたドイツ人女子に起こされた日もあった

うなりながら寝る、おっさんのような宿泊者がいた日もあった

白人男性に、HI! と言えば、取り敢えずにっこりしてくれたが、中国人ぽい男女にはシカトこかれた

しかーし!これはゲストハウスで、値段が安いと思えば、なかなか良い物である

ただ、オイラは体力が持たず、長期滞在は無理な年ごろになってしまったのは確かである

 

ビニールテープを持参していったので、自分のテリトリーの中で濡れたバスタオルを干すこともできた

このタオルは、わざわざ、ぼろぼろのを持って行って、帰りに長年の労に感謝してお別れしてきました

 

那覇 Day5

那覇 Day5

 

最終日となりました

やっと帰れます

正直、寝不足とか、足底筋膜炎とかで、疲れているオイラであった

何よりも、路線バス移動のストレスが大きかったね

 

空港に12時までにチェックインせねばならないので、時間はあまりない

空港に近い(最悪、タクシーで行ける)所、

旧海軍司令部壕

が、本日の目標です

 

朝、例の如くバスターミナルで朝食

そして、98番のバス停へ行くが、10分遅れの表示

もう、オイラどぎまぎしないもんね、慣れたもんね

と、思って、でん、と構えていた

 

やっと着たバスに乗ろうとしたところ、やっぱ、オイラはあほ

バスターミナルの発車場ではなく、道路の反対側から乗らねばならないとのこと

 

やっちまった

 

8:28分発のバスに乗車

あほなオイラは、ターミナルに1時間半くらいいたような気がするよ

240円で、近くまでバスは行った

その後、徒歩で坂を上る

いつも思うんだけど、なんで、観光場所までバスは行かないんだろうなあ

 

入場券は、ターミナルの観光センターで割引券を買っておいたので、360円

 

なんで、火葬場のシチュエーションで始まるんだろう?

葬儀場でもあるまいに?

と、違和感を覚えるのは、オイラだけ?

 

 

ここも、修学旅行生まるけだった

女子は、ふざけて恐怖隠しをするが

男子は、ストレートに「俺、怖い」を連発する

というのは、一般化できない?

 

 

ガマとは違って、さすが司令部壕、漆喰できれいにかまぼこ型に作ってある

そういえば、海軍の壕って始めてかも

 

 

手りゅう弾の跡に、男子学生は震えあがっていた

 

 

司令官としての生き方、死に方

これも、教育や政治の産物だ

オイラの信じている、生き方はどんなバイアスに影響されているのだろう?

この生き方は、自分が選んだように偽装された、押し付けられたものなのではないか?

仕事とは何か?

 

壕から出ると、いつもいい天気

この、コントラストがたまらない

もし、壕から出た時、雨だったら?

惨めさ、不快さ、身体的不快感で、こういう感動を味わえたかな?

(実際、オイラが帰った次の日、沖縄は雨だった)

状況に左右されない、自分の感想や思想を持てたかな?

天気で、ガマや壕の感じ方が変わったら、オイラはろくでなしだよなあ

 

 

バス停へ歩いて向かった

修学旅行生は、タクシーに分乗して帰っていった(生意気だ)

やっぱ、平和学習は修学旅行に限る

路線バスの旅は、不便でならん

レンタカー運転するのも疲れるし

 

バス240円、モノレール270円

(タクシーで行くより、ちょっとだけ安いか?

 

 

余裕たっぷりで、空港について、無事チェックイン

案の定、LCCは遅延の情報が出ていた

 

熱帯魚でも見て(石垣の熱帯魚水槽の方がきれいだったね、ウツボいたけど)

 

 

ラウンジ・デビュー

 

初めて、ラウンジという所に入ります

ゴールドカードで入れる、ちゃっちいラウンジだけどね(失礼)

でも、ジュースやコーヒーや、柿の種が食べれたよ

充電もできたしね

 

 

ただいま

怪我無く、病気なく、帰ってこれた

 

また、残りの世界遺産を見に行きたいな

城跡とか

それからジンベイザメも見たいし

島に行って、ゆっくり過ごしたいな

那覇 Day4

那覇 Day4

 

本日の目標

座喜味城址

シムクガマ

チビチリガマ

 

チビチリガマは、看板も出ていないらしいから、グーグルマップに期待して出かける

 

まず、H**のラウンジに行き、コンビニで購入したサンドイッチとヨーグルト(413円)を、無料ドリンクを頂いて朝食とする

 

その後、10時発の無料送迎バスに乗って、アメリカンビレッジへ向かう

送迎バスのゴージャスなことよ

H**、羽振りがいいなあ

それにしても、乗ってる人はほぼ中国の人、という不思議

 

10:50、アメリカンビレッジに到着

すぐさま、桑江のバス停に走る

11:10発のバスのはずだが、いつもの如く遅れるので、走る必要もなかったか

 

高志保入り口まで630円

歩くこと、歩くこと30分近く

 

やっと、座喜味城跡だ!

 

まず、公園から海を鑑賞

天気がいいせいか、むちゃくちゃ海がきれい!

・・・でも、この海からガマまで、600メートルしかない、という恐怖はすさまじかっただろう

 

 

城壁が見えてきました

 

「要塞としてのグスクの完成形」と言われています

他のグスクには御嶽が必ずあるけれど、ここにはひとつもない

完全に、軍事拠点の城です

 

それにしても、芝はきれいに刈られて、岩はしっかり積まれていて、乱れがなく完璧感がすさまじくないか?

 

 

壁のカーブは、戦うのに都合が良かったらしい

地盤が弱かったので、石垣を屏風状にして強度を上げていることもある

そしてまた、大戦中は基地として利用したので、徹底的に破壊されたらしい

 

狭いアーチの正門

右の部分からは、侵入しようとする敵が丸見えになる

 

 

武者隠しの仕掛けもある

 

 

最古のアーチ門だって

 

 

この、くさびがアーチのミソなのよね

 

 

整然と整った、城跡でした

個人的には、ちょっとつまんないかな(生意気、見るポイントが分かってないのか)

 

 

高床式の、穀物倉庫

 

 

サトウキビの搾り機

 

 

資料館は休館だったので、次の目的地、シムクガマへ向かう

(休館日に、ここに来る計画を立てたオイラがアホ)

 

水の流れを見つけ、

 

そして、ガマの看板を見つけた

 

 

よく、米軍は草だらけの中の洞窟を見つけ出したものだ

 

 

「カモン、コロサナイ、デテコイ」

敵、つまりアメリカ人は残酷だ、という教育を受けていたら、それを信じてパニックになるのは必須である

この言葉を信じられるだろうか

恐らく、というか普通に考えれば、否である

そしてまた、アメリカは本当に民間人を殺さない方針だったのだろうか?

無残に老婆を殺した写真を見たことがある

殺す・殺さないの違いはどこにあるのか?

 

しかし、ハワイ帰りの2人は、アメリカ人のものの考え方を知っていた

そして出て行って、英語でコミュニケーションをとることができ、結果として1000人もの人が生き残った

幸いなことに、ガマの中には兵士はいなかった

この2人は、背中に槍を突き付けられて、兵士がいたら殺す、と言われたという

 

 新しい道を開くのは、マージナルな人である

という昔話の定理を持ち出すまでもなく、異なった視点で見ることは、新たな可能性に繋がり、このシムクガマの幸運となった

 

このハワイ帰りの2人は、日本兵の考えに反抗したり反対したこともあったという

異端の人は、良きにつけ、悪しきにつけ、何かをもたらす

運命が悪く転べば、この2人は日本人から疎まれる危険性もあっただろう

 

偶然、運命、そして意志力

 

懐中電灯を持ってきてはおらず、ケータイの光では太刀打ちできない程の暗がりが広がていたので、あまり中には入らずに出てきた

怖かったし

滑って転びそうだったし

 

 

600メートルほど離れた、チビチリガマへ向かう

暑い

 

 

この階段を降りていく

何だか、寒い

 

 

約100人ほどの、死がある場所である

写真は撮っていません

偶然にも、修学旅行生がどっさりと、「トトロが出る!」と恐らくは恐怖隠しでふざける女子高生に怒って怒鳴るガイドさんがいたおかげで、オイラは何とか持ちこたえることができた

 

先入観のせいだろうか?何か異世界の雰囲気を感じた

オイラは、決して霊感とかを信じるタイプではない

それなのに、言いようのない戦慄を感じた

 

お地蔵様のような白い像があちこちに立っていた

最初は、変わったお地蔵さんだなあ、沖縄流かしら、と思ったが、後で調べてみるとこれらは、ガマ荒らしの少年4人が、保護観察中に彫ったものだという

 

チビチリガマの人々は、3度殺された、ともいう

一度目は、「集団自決」で

2度目は、右翼に壕を荒らされ

3度目は、歴史を知らなかった少年達に、度胸試しで荒らされた

 

戦争という、政治に翻弄され、教育によって「集団自決」という概念を教え込まされ、

そして、また右翼という政治思想の矛先を向けられ、

歴史教育の欠如によって、後世の少年たちに踏みにじられた

 

人は、状況によって運命を左右される、弱い生き物である

 

周りの状況を、その時その場の常識にとらわれず、意識的に違った見方をするように努めること

これが難しければ、異端の人、例えばハワイ帰りの人の考え方、をも受け入れようと考えてみること

 

運命に抵抗するのは難しいが、こうして考えることで、状況に流されることを、少しは回避できるのではないか

 

ガマの中でも、共通見解はなかったという

生きようとする人、死のうとする人

布団を燃やして死のうとする男に対し、布団を水に投げ込んで「死にたければひとりで死ね」と言ったという女性

オイラがこの中にいたら、どう行動しただろうか?

想像もつかない、というかできない

 

そしてまた、どうして遺骨を掘り出して埋葬しないんだろう?と短絡的に思った

しかし、帰ってから「ガマフヤー」と呼ばれる人たちの活動を知り、そんなに簡単なものではない、ということを知った

 

道路に出ると、きれいな公衆トイレがあった

修学旅行ルートで、沢山の学生が来る所なのだろう

決して、路線バスを乗り継いでくるような所ではない

 

さて、オイラはバス停を探して、歩く

足底筋膜炎が痛み出した

帰ったらアイシングするんだ、とそれだけを楽しみに

 

途中で、スーパーみたいなのがあった

なかなか、那覇の近辺にスーパーが見つけられなかったので、これ幸いと入って、念願のさんぴん茶を買う

100グラム入りのをふたつ

結構安いが、一回に使う量が多いので、すぐになくなるかな

でも軽いから、持ち運べる

ところで、さんぴん茶ジャスミン茶と、どう違うのだろう?一緒?

 

3:14発、大当からバスに乗れた

案の定、バスは遅れてきたが

 

嘉手納基地の近くになると、レストランが増えてきた

ベースのおかげで、華やかな地域になっているのだろうか

 

そういえば、オイラの気になっているガイドさんが言っていた

「嘉手納基地の辺りから、米軍は最初に上陸してきた」

過去のアメリカ兵上陸、そして現在のベース問題

これらを、なかったことにはできない

辛いけれど、この上に未来があるのだ

 

享楽的な、アメリカンビレッジに帰ってきた

なんで、沖縄でアメリカン?って思ったけど、アメリカ人の多いエリアなんだな

そして高級ホテルが建って、消費の殿堂ができているわけだ

観光客を、うまく誘致できてるみたい?

ここら辺の経済は、ベースのアメリカ人で成り立っているのかな?

 

 

オイラも、散財に加担する

旅の目的の一つ、ソーキ蕎麦を毎日食べる

 

 

平日だったので、じゅーしーのおまけつき 750円

 

 

帰りも、ダブルツリーホテル前から、定刻通り、豪華バスで出発した

 

 

ゲストハウスに帰り、早速シャワーでいろんなものを洗い流した

ホントは、風呂桶につかりたいんだけど

 

風呂後は、念願のアイシングをしながら、レモンサワー

疲れたけれど、目的地を回ることができて、達成感

穴倉のような暗くて狭いテリトリーに安心感を覚えるようになってきた

 

戦中は、暗くて狭くて湿気ていて臭いガマの中が安心だった、というけどさ

 

暗くて狭い所から、外へ出かねば