あひる譚

いつかは世界一周が目標!今は日本で旅の練習中です。おしり重たく、よたよたと要領悪く失敗ばかりの、あひる的旅をしています。

北海道&東日本パス(9月)1日目 小牛田へ

駅へ行く

 

一日目、早朝から駅に行き、パスを買う

券売機だと、クレジットカードが飲み込まれるというアクシデントを避けるため(日本なら、そんなことまず起こらないだろうが)、一応、窓口で購入する

ホームに行き、宇都宮行きに乗れば、夕方には盛岡に着く、というはずだった

 

しかし、オイラの事である

そんなうまくはいかない

繰り返すが、オイラはてっちゃんではないし、旅行には慣れていない(言い訳?)

 

宇都宮へ行けない

 

まず、乗る列車を間違えたのだ

うまうまと、やたらすいている、というかオイラの他には誰も乗っていない、やたら奇麗な列車に乗ったら、早速、検札にやって来た若い女性の車掌さんに、間違ったのに乗ったことを告げられる

でも、わざわざ次の駅での、乗り継ぎがどうなるかを調べてくれた

パスでは乗れない列車なのに、また指定席券も持っていないのに、追加料金は請求されなかった

 

これを、旅の始まりの不幸ではなく、ラッキーと捉える、ポジティブ・シンキングの練習だと思おう

考え方が、少しでも前向きになれたらいいね

 

 

何だか物々しい空

オイラの心象風景か?

何かを暗示してるのか?

 

黒磯、到着

 

一時間遅れで、黒磯

途中、黒磯で自販機のコーヒー120円の贅沢?をする

コーヒー中毒なのだ

まあ、午前中1杯位に抑えられれば、自分を許すことにしようか

心臓がバクバクいうので、医者からコーヒーは止められているのだ

でも、分かっちゃいるけど、やめられない

一日2,3杯にする

 仕事はしない休暇中なので、少しでもコーヒーは減らそう

 

福島、到着

 

 

何と、待ち合わせが1時間以上あるではないか

どしょっぱつの乗り間違えで、結局、2時間半遅れとなった

トイレ休憩さ、とうそぶくも、大発見があった

何と、列車にはトイレがついている!ので、待ち合わせの時間は電車を乗り換えるだけで、短時間でトイレへ走る、ということは必要ないのだ!!

どうりで、乗り換え時間が少ないわけだ

知らなかったオイラが世間知らず?

 

仙台を通過し小牛田へ

 

5時過ぎに、乗り継ぎで、小牛田の改札を出た

 

30分位の待ち合わせの予定

ネットでホテル検索をするが、盛岡や一ノ関は混んでいる模様

(後で分かったが、この地域には沢山ホテルがあって、どこかには泊まれたに違いないが、当時は不安になった)

そこで、小牛田の駅でたまたま見かけたホテルに空き室を聞くと、空いているとのこと

そこで、5500円をおごって泊まることに決める

 

黄昏の小牛田

 

 

普通のビジネスホテル

あまり宿泊客はいない様子

 

夕食は徒歩15分のファミレス

帰りにコンビニで次の日のパンを買っておく

 

風呂へ目をつぶって入り、洗濯をし、ストレッチをして寝る

ずっと一日座っていたので、腰痛対策と、普段の体の状態を維持するため

帰ったら、体が重く硬くなっていた、というのを防ぐため

 

窓を開けて寝たせいで、夜中、蚊がうるさくて何度か目が覚めた

 

初日は、ただの移動と、そして電車乗り間違えの一日だった、ということか

少なくとも、初めて東方方面へ出た、そしてパスを使ってみた、という経験はした

 

アイルランドの詩人にして作家で、同性愛者で、投獄されて波乱の人生を送ったオスカー・ワイルドの言葉

Experience is the name everyone gives to their mistakes. 

経験とは、だれもが自分の過ちにつける名前である