あひる譚

いつかは世界一周が目標!今は日本で旅の練習中です。おしり重たく、よたよたと要領悪く失敗ばかりの、あひる的旅をしています。

北海道&東日本パス旅(9月)準備編

 9月

 

どうにも落ち着かず、動悸がして何も手につかなくなった

精神的に、参ってしまっていた

どうせ集中力なく、生産的な生活ができないなら、今の生活を抜け出てみたらどうかと思った

これが、ひとつ目の理由

ふたつ目には、いつか世界一周一人旅っていうのをやりたいので、その練習で(行き当たりばったりの)旅を、行ったことのない国内でやってみる、ということ

3つ目には、北海道&東日本パスっていうのが9月いっぱいっていうことを発見し、土壇場の滑り込みで、(決断力のないオイラでも焦って)準備もなく見切り発車できてしまった、という受け身の理由

 

つまり、

①現実逃避、兼、精神安定

バックパッカーの練習(自分へのチャレンジ)

③できるだけ安く上げる旅の練習

 

手元にあったのは、このパンフレット2冊

 

 

この情報のみで、出発してしまった

ただ、4、5日以内には一旦帰らなければならない用事があるので、7日全部かけての旅はしない、という制約付きで出発した

 

ちなみに、オイラはてっちゃんではない

というか、むしろ電車は非常に不慣れで、時刻表の見方も良く分っていない

おそらく、アクシデントは起こる

というか、実際は情けないほどのボテボテ旅だった

一般的に公開されているような、楽し気な洗練された旅にはならなかったのが、現実である

 

徒然草』第52段に、仁和寺の法師の話がある

せっかく石清水八幡宮にお参りに出かけたのに、麓のお寺とお社にだけ参って、山上の本社にはお参りしなかった、というオチ

 

「すこしのことにも、先達はあらまほしきことなり。」

(ちょっとしたことにでも、その道の案内人はいてほしいものである)

 

まあ、こんなことになるのかもしれないけど

とにかく、出発してみよう

 

所持品は、

・Tシャツと下着1セット(つまり着ているのを含めて合計2セット)、寒い時に備えて防寒用タイツ1

タブレット(写真を撮ったり、調べ物をしたり、一応、仕事メールをチェックしたりするため)

・記録を書くためにポメラと乾電池2セット

 

このポメラと乾電池が重いだけで、あとは楽勝の軽さである

 

しかし、このポメラが動かなかった

(修理の仕方をタブレットで検索し、初日から電車の中で色々いじくる羽目になった。結局、乾電池が重いだけの使えない代物だった。ちなみに、家へ帰ってきたら直ったという、おバカなオチ。捨てて来なくてよかった。)

 

今回の旅行を振り返ってみると、準備が大切、という教訓に行きつくのだが、それはまた後で振り返ろう

 

話がそれた

 

それから昼食用に、パンとペットボトル1本をリュックに詰めた

身軽が一番である