あひる譚

いつかは世界一周が目標!今は日本で旅の練習中です。おしり重たく、よたよたと要領悪く失敗ばかりの、あひる的旅をしています。

北海道&東日本パス(1月)2日目 山寺へ

 

北海道&東日本パス(1月)2日目

 

朝食は、昨夜買っておいたサラダとハム(838円)を、あったかい部屋で雪を見ながらゆったり食べます

至福じゃ

 

山寺へ

 

9時45分、山形発の電車に乗る

駅には、大雪を伝えるためか、テレビ局みたいなのがいたが、山寺行きはノープロブラムで出発した

オイラってば、ラッキー・ガール!!?

だけど、雪の山寺は大丈夫か?乞うご期待!

 

山寺駅もよりの休憩所には、○○ツアー御一行様歓迎ののぼりが立っていた

実は、この○○ツアー、一瞬は参加を考えたけど、止めたやつだった

うん、じっくり山寺見たいもんね

自由が、一人旅の良いとこだよね

 

 

足跡がついていて、もう既に先客が来ているらしい

観光客は、雪にも負けないのだ

っというか、恐らく写真を撮りたい人々が、わざわざ大雪の早朝に来ているんだろうな

 

 

雪の中で、鮮やかな布がはためいていました

ばたばた

寒いには寒いけど、張り詰めた雰囲気を楽しむ余裕がある

 

 

観光客も、いるのね

っていうか、この雪を狙っての若い娘やアジア人観光客が結構いるんだ、っていうのがこの先、思い知らされることになる

 

 

芭蕉曾良の像です

雪かぶっているけど、分かる?

 

300円払い、ついでに長靴を借りて、いざ!!出発

 

ここを、登るのか・・・

 

鳥の鳴き声が鋭く響いた

雪の中でも、鳥は鳴くんだ

 

長靴を借りて、大正解でした

 

岩にしみいる蝉の声・・・夏に来るべきなのか?芭蕉先生のように

 

有名な写真スポットだけど、雪まるけなのも、なかなかいいですねえ

(自己満足)

 

とにかく、雪!

写真撮るのも難儀だけど、でもこの厳かな雰囲気は撮らずにはいられない

(大した写真じゃないけどさ)

 

なぜ、こんな厳しい所に寺を建て、厳しい生活をするのだろう

信仰心とは、なんと強い精神力を必要とするものなんだろう

それ程までに、東北の生活は厳しかったんだろうか

それを救おうという心の持ち主が、仏教に身をささげたのだろうか

 

どれ程の僧侶が命を落としたんだろう

 

即身成仏についても調べてみたい

手塚治の『火の鳥』を読み直したい

人間の精神の崇高さよ

 

いよいよ、頂上

 

自然に圧倒されて、重要文化財には、そんなに感動しなかった

 

よくある、構図ですね

秋田の街は、雪のためよく見えません

 

オイラは、センチメンタルになっていたが、

写真を撮ろうと、あからさまにどけ!という目で睨んでくる若い日本人娘や、

はしゃぎまくる中国人観光客とか、がうるさかったですね

 

そろそろ、帰ります

午前中に山寺に来てよかった

朝の光は、オイラを勇気づけてくれた気がした

 

街から山を見上げると、圧倒される気がした

オイラには、ストイックな生活をするような精神力や、体の丈夫さは全くない

かつて、辛い生活をしていた人たちは、山を見上げて手を合わせたのだろうか

オイラ、全く宗教は分からないから勝手なことを想像してるだけかもしれないけど

 

 

現実世界に戻ってきた感じです

 

さて、旅を進めます

でも、吹雪で電車が遅れているみたい

止まった電車の中で、朝食の残りのハムを食べます

 

村山で乗り換え 2時9分発

 

新座でまた遅れる電車

 

大曲駅前のホテルに到着

7700円 朝食付き

 

きりたんぽなるものを食べてみたかった

でも、ホテル近くのレストラン、食堂など5店位当たってみたが、全部、予約のみ、という状況だった

駅のコンビニも、何とカップラーメンが数個残っているだけだった!

駅ですらそんな状況なのか

年末って、こういうことになるのか

結局、スーパーへ行って、夕食を仕入れてくる

鉄火巻き、札幌ラーメン、ビール、フルーツ

900円なり

 

雪を解かす用に道路に水が流してあるので、靴がじょぼじょぼになった

やっと、北国の日常生活の実感がわいてきた気がした

長靴の良さも